メールマガジンバックナンバー

会社がつぶれます!

困った時に読むメルマガ『交渉術で道は拓ける』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━08.07.25 ━━━

いつもご購読有難うございます。


───────────────────────────────────
☆ 会社がつぶれます!
───────────────────────────────────

前々回『会社が倒産したら?』という記事を配信したのですが
私にとってはすごく縁のある会社が
8月に倒産するらしいという噂が飛び交っています。

今日のテーマは・・・・・・つぶれた会社をどう立て直すか

//////////////////////////////////////////////////////////////////////

法的には
民事再生法によって会社を再建させることになるわけですが、
再建できる可能性がまったく無い場合には、破産処理になってしまいます。


再建できる可能性にはいくつかポイントがありますが

○顧客獲得が可能か?
○仕入にあてる資金があるか?

大きくはこの2つになります。

つまり、売上が継続して見込めることと、
仕入先との取引が継続できるかどうかにかかっています。


───────────────────────────────────
☆ 顧客獲得が可能か?
───────────────────────────────────

噂は当然、見込み客にも伝わっていると考えなければなりません。

民事再生と言えども、倒産には変わりは無いわけですから
新聞報道によって事実を知ったお客は、離れていく可能性は大です。

再建に向けて頑張る会社を応援しようという思いで、
新たに契約をするお客が生まれるのかどうかが鍵です。

契約しようとするお客さんにとって、一番心配なのは
工事途中で再び経営が破綻し、工事がストップすることです。

あるいは、契約締結後まったく工事に着手しないといったこともありえます。

契約解除を申し出ても、契約金すら戻ってこないということでは
誰も契約をしようとはしません。


顧客の信用を得るには【完成保証が必要です】

完成保証の制度としては、JIOや住宅保証機構の登録店になっていれば
この制度を利用します。

完成保証の制度の利用だけではなく、万が一の場合に、
工事を引き継ぐ会社を、あらかじめ用意をしておかないと
顧客は安心できません。

資金面での完成保証と、体制面での完成保証の二つがあって
初めて信頼を得られる可能性があります。

どちらかでも欠けると、再建は難しいと考えるしかありません。


───────────────────────────────────
☆ 仕入にあてる資金があるか?
───────────────────────────────────

仕入は今後、掛売りはしてくれないと考えた方がいいでしょう。
仮に掛売りが許されても、手形決済は出来ず翌月現金支払いが原則となります。

そうなると当然、仕入れ用の現金が必要です。

その資金を捻出するには、新たな借入は不可能ですから
現在の債務を一定期間凍結します。

債務には、仕入先への買掛債務と銀行などへの金融債務があります。

仕入先は、案外協力してくれる可能性がありますが
問題は銀行です。

借入金の返済を一定期間凍結することができるかどうかが
再建に成功するかどうかの大きなポイントです。

銀行は、あの手この手と回収をしようとしますから
うっかり銀行の口車に乗って、返ってとどめを刺された!

こんなこともあるものです。
(かつての私がそうでした)


債務の凍結がうまくいったとしても、使える資金がどの程度あるか?

資金が少なければ、仕入量が限られます。
仕入量に見合った、売上計画を立てざるを得ません。

資金回転率との関係をシュミレーションしながら、可能な売上計画を立てます。
この売上計画にもとづいて、必要人員を検討します。

当然、余剰人員が生まれます。

誰を残すか?
誰に辞めてもらうか?

辛い決断を必要とします。

見切りをつけて自ら辞める人もいるでしょうが
【積極的に残ってくれる人】を見極めなければなりません。

本当に力になってくれる人材を残せるかどうか?


───────────────────────────────────
☆ 希望的観測は厳禁
───────────────────────────────────

絶対再建させるんだ!
という意気込みだけでは為しえないのが会社再建です。

最低限、上に書いたことが実現しないと
再建は不可能です。

そして何より大事なことは
再建の途上で、更に迷惑をかけないということです。


企業の寿命は30年といわれています。
もちろん創業以来 百○十年という企業もありますが、
10年ぐらいで破綻する企業も多くあり、平均寿命としては30年といわれています。


一度経営破たんして、再建を図るわけですから
その後30年は継続できる企業でなくては、再建の意味がありません。

ただ単に、生き延びたい!
という思いだけで、再建を図るものでは無いと思います。

再建する以上は、そこから30年・・・・・・
やっていけるという確信を持ってから、再建の道を選んでほしいと思います。


───────────────────────────────────
☆ 2009年就職情報
───────────────────────────────────

■新着情報 7/24までにエントリーを開始した企業

新しくエントリーを開始した企業情報は
⇒ http://www.businessman21.com/entry/2008/07/post_10.html


───────────────────────────────────
☆ 面接での「ツライ質問」にどう答える?
───────────────────────────────────

なぜ会社を辞めたのですか?
短期間で退職していますがどうしてですか?

などなど、答えにくい質問ってあるものです。

転職経験者たちは「ツライ質問」にどう立ち向かったのか?
⇒ http://allabout.co.jp/career/womencareer/closeup/CU20080711A/


■編集後記

今日は、かなり個人的な内容になってしまいました。

というのは、縁のあった会社の人向けに
私が思う『会社再建の方法』を書いてみました。

もちろん、縁のあった会社の人が
このメルマガを読んでいる可能性はほとんど無いと思います。


先週の土曜日に、この噂を聞いてから
ず~と頭から離れません。

Kはどうするのだろう?
Sはどう考えているのだろう?

と考えているうちに、私にはまったく関係が無いことなんですが
もし、自分が彼らの立場であったらどうするだろう?

という思いがいろいろと頭の中を駆け回っています。

おかげで、仕事が手に付きません!

そこで、自分なりに考えている事をメルマガに書いてしまいました。
だいぶん、頭がスッキリしました。
これで、普段の自分に戻れます。

☆ただの噂で終わればいいのですが・・・・・・?

//////////////////////////////////////////////////////////////////////

100万人が感動する伝説のスピーチ『最後の瞬間』
期間限定で無料公開中!
~あなたの人生に奇跡をおこす力~
⇒ http://www.forestpub.co.jp/inoue/

【クリックするだけで救われる命があります】
クリック募金によるNPO支援や、企業とのコミュニケーションを通じて
“持続可能な社会づくり”を推進するサイト
⇒ http://www.dff.jp/

[広告]

ページの先頭へ