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新政権に何を求めるのか? 何を期待しないのか?

困った時に読むメルマガ『交渉術で道は拓ける』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━09.09.02━━

いつもご購読有難うございます。


今日が初めてという方・・・・・はじめまして

就職活動中の皆さんや、
社会人3年目ぐらいまでのフレッシュマンの皆さん向けに

【困った時に読むメルマガ】
読むと元気が出るメルマガを目差しています。


これからもよろしくお願いします。


今日はいつものメルマガとは少し内容が違います。
前回お知らせしたように

民主党が政権をとることになって
『新政権に何を求めるのか? 何を期待しないのか?』

について、少し考えてみようと思っています。



∥★ 新政権に何を求めるのか? 何を期待しないのか?

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今回の自民から民主への政権交代は

自民党への批判の高まりとか
政治不信が極まり新たな勢力への期待が高まったとか
一度ぐらい、民主にやらせてみようという国民の声の表れ

などいくつかの見方ができると思うのですが


もう少し俯瞰的に見るべきではないかと思っています。

つまり
戦後日本の政治史の流れの中で、今回のことを捉える方が
より、民主党に求められるものがはっきりするように思います。


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∥戦後政治の歪が明確になってきた
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現在の自民党が生まれたのは1955年です。

戦後10年経って、それまであった日本民主党と自由党が
保守合同して、自由民主党ができました。


その後、自民党は1993年に分裂し、新生党・新党さきがけが生まれたことが
現在の民主党につながっていくのですが


1993年はバブル経済が崩壊し
これまで成長路線を歩んできた日本経済に暗雲が立ち込めるようになった頃です。


バブル経済とバブル経済の崩壊にも
実は原因と結果というものがあって


もっと時代を遡ると1973年に原因を求めることができます。

1973年という年は
スミソニアン体制が崩壊し
日本は変動相場制に移行した年です。


変動相場制は
これまでの1ドル=308円(スミソニアン体制前は1ドル=360円)であった固定相場が
無くなり、いわば、日本経済が独り立ちをすることになったことを意味します。


国際経済の波の中を渡っていくために
この頃から日本は“国債”を発行するようになりました。
借金をしながら経済成長を続けていくという
時代に入っていったわけです。


スミソニアン体制の崩壊後20年間で
日本は、GDP世界第二位の国となり

アメリカと共に国際経済のトップランナーとしての地位を確保してきました。


しかし、実態は国債発行残高が急上昇し
現在誰もが知っているように
“借金大国”となっているわけです。


そして借金によって
実体経済よりも贅沢な思いをしたのが
“バブル経済”であり、虚構でしかなかった“バブル経済”は必ず
崩壊するものです。


また、その間、社会の中には様々な歪が生まれ
是正されることなく今日まで続いてきたと言えるわけです。


1993年に自民党が分裂し
細川内閣の誕生によって
一時は“非自民政権”が出来ましたが
一過性で終わってしまい

再び、これまでと同様の
借金を作りながら経済を成長させるという
政策が継続しているわけです。


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∥国のかたちは国際社会の変化に対応しなければならない
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本来的には
国際社会の変化に応じて、国のあり方を変えていかないと
どこかで行きづまるものなのですが
残念ながら、日本ではそのようなことは起きませんでした。


せいぜい上げると
○ 中曽根政権での国鉄民営化
○ 竹下政権での消費税導入
○ 小泉政権での郵政民営化

このぐらいでしょうか。


1993年に自民党が分裂した時に
もっと国のあり方について議論するべきだったと思うのですが
そんなことは起きませんでした。
国民の目から見たら“権力闘争”としか映らなかったのです。


現在、日本を取り巻く環境は
かってよりも厳しいものがあります。


○ 人口減
○ 中国やインドといったアジア諸国の経済的発展
○ 相対的なアメリカの弱体化

によっておきている日本の国力の凋落です。


『これまでの日本が歩んできた回りの環境とは違う。』
『同じようなやり方では通用しなくなっている。』

ということをまず自覚しなければならないと思います。


そういう意味では
これまでと同じようなことをやってきた自民党が下野することは
当然だったのかもしれません。


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∥国家構造を具体的に描くことが出来るのか
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さて、このように見てくると
民主党政権に求められるのは

今後20年間の国家像を示す
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ことではないかと思います。


次期政権はどちらかと言うと
“社会民主主義的”な傾向になるように思います。


それがいいとか悪いとかではなく
どこに重点をおくかによって
国のかたちは変わります。


政治の考え方によって国のかたちが変わることを
国民に示す必要があります。


かたちが変わると
これまで辛い思いをしていた人にはいいことがある反面
これまでいい思いをした人にとっては逆のことがおきます。


それが国家というものです。
政治とはそういうものです。


すべての人にとっていい政治なんてものはありません。


だから政治とか国のかたちは
国民がその都度選択するものなのです。


ところがこれまでは
選択肢がありませんでした。

『ひたすら経済成長を』という選択だけで
戦後60年以上やってきたわけです。


ここで少し国民も
頭を冷やす時期なのかも知れません。


今後の日本がどんな姿の国になるべきなのか
より大事なものはなんなのかを考える時期なのでしょう。


そして、そんな答えのひとつを
民主党が出すことができるのかどうかを
見守りたいと思います。


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☆ 2010年就職情報
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■新着情報 9/1までにエントリーを開始した企業

2010年度 エントリー開始企業情報は
http://www.businessman21.com/entry/2009/09/post_62.html


■編集後記

正直に言って
実は私は、鳩山さんには不満でした。

どうせ政権がひっくり返るのなら
もっと別の人・・・・・

と思っていたのですが
仕方がありません。


ただ、ここ3日間ほど
考えているうちに

鳩山さんに期待してみようかなという
気分にすこし変わってきました。


それと同時に
期待を裏切ることになった時の反動の大きさを考えると
すこし心配になったりしています。

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